追求しつづけた
自社スープへのこだわり
消費者のニーズから商品のコンセプトを考え、目標となる味を作り上げていきます。
100種類以上の原料からレシピを組み立て、試行錯誤を繰り返して商品化決定になります。
試作品の配合を元に、工場生産設備用の配合を決定します。
試作機よりも大容量の釜で混合するため、製造時に味の変化がないか、作業性に問題がないかを確認を行います。
混合したスープをスープ袋に充填します。商品規格によっては具材を投入することもあるので、事前にテストを行い、規格値を決定します。
スープの重量や性状に合わせて、充填速度や使用パーツの調整も行います。
豚骨ラーメンと一口に言っても、
その味は各地さまざま。
麺の太さや具材、スープの濃さなど
それぞれに特徴があります。
久留米から九州各地にひろがり、
その土地土地で進化を遂げた
「ご当地豚骨ラーメン」をご紹介します。
※当社の見解です。すべてのラーメン店が該当する訳ではない旨、ご了承ください。
博多ラーメン
強火で豚骨を煮立てた白濁スープです。臭み消しにニンニクや生姜を加える事もあります。タレは塩ダレか薄口醤油が主流で、豚骨を強火で煮出すため脂肪が多く濃厚です。サイドテーブルに辛子高菜や紅しょうがを置く店も多いです。
長浜ラーメン
豚骨の香り、旨味が強いあっさりとしたスープです。魚市場の長浜で生まれ、忙しい市場関係者のために早く茹で上がる極細麺が採用されました。大盛にすると伸びやすいため「替え玉」というシステムが最初に導入され、他の地域に広まりました。
佐賀ラーメン
麺は中細麺で柔らかめ。スープは久留米ラーメン同様の豚骨スープですが、塩分控えめに仕上げられています。 ゆで卵ではなく、生卵をトッピングすることもあります。
久留米ラーメン
白濁スープ発祥の地。強火で豚骨を煮出した白濁スープが特徴で、海産物、野菜、鶏ガラはほぼ使用しません。豚骨の匂いが強く、臭み消しにニンニクや生姜を加える事もあります。タレは塩ダレか薄口醤油が主流です。
熊本ラーメン
豚骨+鶏ガラを強火で煮た白濁スープです。ニンニクを使ったチップや香油が使われ、その香ばしさは他県には見られません。仕上げにマー油や焦がしニンニクを使用し、スープにさらにインパクトをつけいているのが特徴です。
鹿児島ラーメン
豚骨+鶏ガラのあまり煮立たせない半濁スープが特徴です。スープに椎茸や海産物を使用している店もあります。具材は焦がしネギ、ネギ、もやし、キャベツ、チャーシューなどで、大根の漬け物が出る店もあります。
宮崎ラーメン
比較的あっさりした白濁豚骨スープが特徴です。麺は柔らかな太麺で、スープによくなじみます。具材として、細めのもやしをたくさん入れる店もあります。